「もっと主体的に動いてほしい」。多くの社長がそう感じます。しかし主体性を本人の気持ちだけに任せると、組織は変わりません。
1. 主体性は、気合いでは続かない
社員や幹部に主体性を求めること自体は自然です。ただ、何を判断してよいのか、どこまで任されているのか、失敗した時にどう扱われるのかが曖昧だと、人は動けません。
主体性は性格ではなく、判断できる環境によって引き出されます。
2. 必要なのは、判断基準と責任範囲
幹部が自分で考えて動くには、社長の判断基準を知る必要があります。優先順位、止める条件、相談するラインが共有されていなければ、最後は社長確認に戻ります。
Owner's View
任せるとは、放すことではありません。
任せるためには、判断に使うものさしを渡す必要があります。
3. 会議を、主体性が育つ場にする
報告だけで終わる会議では、主体性は育ちません。論点、選択肢、担当、期限、確認方法を決める場に変えることで、幹部は次の一手を持ち帰れます。
4. 主体性は設計できる
主体性を「ある・ない」で見ないことです。動ける条件を整える。判断できる言葉を渡す。振り返りの型を作る。そこから、本人任せではない主体性が生まれます。
